REPORT/Yamashita 「介護ロボットマスター」

皆さま こんにちは  

はじめてスタッフブログに投稿しますYAMASHITA(NURSE)と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、北九州市総合保健福祉センターで開催された「介護ロボットマスター育成講座(注1)」

で、私が感じたことをお話したいと思います。

 

①「介護業界では2040年に、69万人のスタッフが不足する。。。」

介護施設で例えると、1施設を9名ぐらいで対応する状況下、人口動向の将来予想に

大きな偏りがなければ、私たちは必然的に何らかの工夫、対応策が求められています。

 

②「どのような場面でロボットを、そして、どのようなケアを提供すべきなのか。」

スタッフがロボットを使いこなさないと、ロボットはその効果を十分に発揮することが出来ません。

働くスタッフの知識や方向性を保ちながら、ロボットを利用することがポイントとなります。

 

③「看護(介護)の質を落とさないこと。」

在宅看護センター・訪問看護師の私たちにとって、とても大切なことと思われます。

そのためには、先端技術やAI(人工知能)、ロボットの特性を正しく理解し、

ロボットとの連携に当たっては、目的意識をもって導入することが重要です。

介護ロボットが介護や看護の質を高めてくれるのではなく、私たちがこれらを上手く利用することで

生まれる「余裕時間」を「ケアの充実」や「研修活動」などに充てていくことも望まれます。

 

正確な知識のもと、業務効率の向上を目指し、柔軟に対応できる力を備えていく・・・。

これからの在宅看護のフィールドに必要なことと感じました。

                                 Yamashita

 

 

九州工業大学大学院生命体工学研究科の皆さまが在宅看護センター北九州に来所されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九州工業大学大学院生命体工学研究科(大学院生の皆さま)とのコラボレーションです。

介護ロボットスーツの実証実験に参加し、スーツ着脱等のチェックや機能性の確認などを行いました。

皆さま。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

                                Yamashita

 

 

(注1)令和4年度 介護ロボットマスター育成講座 

    作成 麻生教育サービス(株)

    監修 北九州市保健福祉局先端的介護システム推進室